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子どもの詩に感銘

 毎朝届く新聞で愉しみにしているコーナーがある。
 一日一編紹介される「子どもの詩」の欄である。
 今日の詩は茨城県東海村の6年生の書いた次のようなものであった。

  ステンドグラス
    久保理央

 外側からは暗く見えるのに
 内側から見ると光り輝いている
 人間の心も
 内側から見なければ分からない

  茨城県東海村 中丸小6年


 本当に子どもが書いたものか、と思われるような見事な内容の詩ではないか。
 ステンドグラスを眺めた感動を、ヒトのこころにも思いを広げて見、うわべや見かけで
はその人の本当の姿やよさはわからないと、45文字の短い言葉でズバリと表現したこの
詩に驚いた。
 子どもながら人間を見つめる目の確かさと、それを的確に詩としてうたいあげた表現力
に脱帽である。まるで吉野弘の詩を読んだ後のような感銘を受けている。
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