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驚きの連続 [日記]

 この何日間か、改めて驚かされたり感動したりの連続であった。
 自分の無知のため、ネット上で公開するにはmp3が圧縮率も良いし、音質の劣化も少ないと信じ込んでいたにもかかわらず、それ以上に圧縮率の高いwmaの存在をはじめて知って驚いたこと、しかもその形式に変換するためのツールはふだん自分が愛用しているアプリケーションが既に内蔵していたことは何日か前の記事に書いたばかりである。

 昨日は昨日でまたこんなことがあった。
 必要に迫られて、あるビデオデータをネット上で公開しようと思い立ったが、通常使用しているmpeg2では容量が大きくネット上で公開するには不都合であることに気づいた。何とか容量を小さくおさえて、しかも過不足なく必要な映像と音を配信するためには、効率よく圧縮するしか方法はない。そんな手段があるのだろうかと思い、インターネットで調べたところ、wmvという圧縮方式があるという。
 「IT用語辞典」によれば次のように書かれている。
****************************************************************************
   動画圧縮標準のMPEG-4を元にMicrosoft社が開発した動画形式。
   Windows標準のメディアプレーヤーである「Windows Media Player」が
   標準でサポートしている形式の一つ。
   ネットワーク配信を前提に設計されており、高い圧縮率、ストリーミン
   グ再生のサポート、DRM(著作権保護技術)によるコピー制御への対応
   などが特徴。
****************************************************************************
 mpeg2よりも高い圧縮率を持っているということは確かなようだ。
 さて、そのwmv形式に変換する方法だが、とりあえず例によってVECTORでフリーソフトを検索してみる。
 Windows Media Playerが標準でサポートしていると書かれているだけあって、もう世間では一般的に使われている形式なのだろう。すぐにいくつかフリーのツールが簡単に見つかったので、その中から試用できそうなものをダウンロードして使ってみた。
 11分20秒ほどのビデオデータがどの程度に圧縮できるか試してみた。
 驚くべきことに何と2%にまで圧縮できるのだ。
 もとのmpeg2形式では738MBあったものが、wmv形式では19MBしかないではないか。
 感動ものである。もちろん画面は小さくなってしまうものの全画面表示にしても我慢できないほどの粗さではない。これならネットで配信してもまずまず迷惑をかけずに済むであろう。それにしても50分の1にまで圧縮できるとは驚きだが、それよりも驚くのはwmaを見つけたときと同様、自分の無知さ加減である。まったくあきれるほどものを知らないで過ごしていたことに改めて気づかされた。これにも大いに感動した。

 ものを知らないと言えば、私はふだん散歩のときなど自分のお気に入りの音楽を携えて歩きたいとmpsプレイヤーを持ち歩いている。
 かれこれ2年ほど前に秋葉原で購入したものである。
 安価で使い勝手の良いものをと物色していて、目に飛び込んできたのが現在愛用のそれであるが、USBメモリと同じように扱え、FMも聴け、内蔵の小さなマイクロフォンを通してICレコーダーのように録音までできてしまうというものである。
 他の機種が2万円後半から4万円弱であるにもかかわらず破格の8千円台という価格表示だったので、安物好きの私としては一も二もなく購入を決定。帰宅するまで待ちきれず、帰りの電車の中で梱包を解いて使い始めたという小さな軽い愛機である。
 しかし、残念なことに安物を買ってしまったために、それは128MBしか容量がない。
 保存できる曲数がさほど多くないのである。
 そこで思った。
 mp3ではなくwmaなら容量が小さいので、wmaに対応した機種でそう高価ではないもの、私の手に届く範囲のものがあればいいのだが・・・。
 でもそれは贅沢か。mp3であってもUSBメモリと同様に、こんなに容易にコンピュータとデータのやりとりができるのだから、必要があれば消去・保存をその都度してデータを入れ替えれば済むことだ。今の機種で十分ではないか。などと逡巡しながらも、一方ではこの機種がwmaに対応しているかどうか試しにやってみない手はないか、とも考えていた。
 wmaの存在を知ってしまったおかげで悩みが増えたわけであるが、試す機会もできた。
 試す前にカタログやマニュアルを見ればそんなことはすぐにわかるだろうと思われるかも知れないが、そんなものはどこへしまい込んだかもうとうの昔に忘れてしまっている。
 それを探すくらいなら試してみた方が早い、だめでもともととパソコンに接続してwmaファイルを送ってみた。
 何の問題もなく保存ができるではないか。
 電源を入れてメニューを開いてみると先ほど送ったwmaファイルが表示されている。 しかもきちんと聴ける。
 ということは、この機種はあんなに安かったにもかかわらず、そして2年も前の機器であるにもかかわらず、wmaに対応していたということになる。すると、私は少なくても2年以上もの間、wmaという圧縮形式を知らずに過ごしていたということになる。
何ということか、とまたまた思い知らされたのであった。
 そんなこんなで、今週は音と映像に関して、とりわけその圧縮方式について驚きと感動の連続の日々であった。そしてそれはまた自分自身の無知について思い知ることの連続でもあった。
 しかし紆余曲折はあったものの、そして無知ゆえに多少の手間と時間はかかったものの「こうしたい、こうできれば」のほとんどは実現できたのであるから、めでたしめでたしとささやかな幸せをかみしめてよいかも知れない。
 明日はどんなことに驚けるか楽しみである。


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