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OPenOfficeを試用してみた [日記]

 MicroSoftOfficeと同様の操作感覚で使え、しかもOfficeのデータを直接読み書きできるフリーのアプリケーションOpenOfficeの最新版をダウンロードしてみた。MicroSoftOfficeは、決して安価ではない。
しかもPersonal版だと、今やプレゼンテーションには欠かせないPowerPointが同梱されておらず、それを単体で購入しようとすればさらに2万円台の出費を余儀なくされる。
 それなのにOpenOfficeは、PowerPointと互換性のあるImpressまで含めて無料なのである。そこで、ずいぶん前にOpenOfficeをダウンロードして試用してみたことがある。その時は、どうしたわけか動作が非常に鈍く、日常の業務にはとても使えないと使用をあきらめ破棄してしまった経験がある。

 この数日間、私のパソコンにインストール済みのAcrobatがすこぶる不調で、PDFを作成しようとしてもうまくいかない。何がうまくいかないかと言えば、Wordでサイトへのハイパーリンクを挿入した文書を作成し、PDF化してもせっかく挿入したハイパーリンクが動作したりしなかったりと安定しないのである。原因はよくわからないが、同じ設定をしたにもかかわらず、結果として出力される動作が不安定では困る。どうしたものかと解決策を求めて近所の書店に出かけた。
 その折に、OpenOfficeについて書かれた本を見つけ、何気なく手にとって眺めてみると、直接PDFへの書き出しが行えるという。しかもそのPDF化された文書は、挿入されたハイパーリンクが特別な操作なしで認識されると書かれている。Acrobatの場合(私の使用しているそれはV.4)は、いったんPDF化しさらにハイパーリンクをAcrobat上でハイパーリンクとして認識させなければならないのに、そうした操作が必要ないというのだ。

 帰宅し、半信半疑でOpenOfficeの最新版をダウンロード・インストールしてみて驚いた。
 以前のバージョンでは動作が鈍すぎて使えないと思ったにもかかわらず、この新しいバージョンのものさくさくと心地よく反応するからだ。しかも、PowerPointと互換性のあるImpressでもその操作感は変わらなく快適と言ってもよいほどのものなのだ。
 『これは期待できるかも』と思い、懸案のハイパーリンクを含む文書を読み込みPDF化してみる。
 何と、きちんと認識されているではないか。リンク動作も安定している。
 これは使える。しかも無料で手に入るのだ。

 しかし、いかに互換性があるとは言え問題がないわけではない。
 Wordの文書を読み込んだ際に文字の配置が元の文書通りでないことがある。
 またPowerPointのデータでもそうしたことが起こる。アニメーションの動作も多少ぎごちない。
 もっともそれらはすべて編集可能なものばかり。便利な機能を選んで、ここではWordをこの場合はOpenOfficeをといった具合に使い分ければよいのであるからさしたる支障ではない。このOpenOfficeにはデータベースソフトやドローソフトも同梱されており(MicroSoftOfficeのPersonal版にはそれらはないので、別にAccesなどを購入する必要がある)それらを使いたいという向きにはお薦めのアプリケーションである。


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